年金生活より配当金生活

国民年金はすでに破綻している詐欺システムだ。

どこの馬鹿が浅知恵で作ったのか知らないが、こんなマルチ商法に(年金制度)どの道先はない。

そんなものに支払うくらいなら、代わりに月々15,000円分、自分で高配当株を積み立てるほうがいい。

いまさらかもしれないが、国民年金の仕組みはこうだ。

20歳から60歳まで国に毎月15,000円年金を支払う。すると40年で720万円支払うことになる。で、65歳から毎月65,000円程度支給される。

近年、少子化の影響で仕組みが維持できなくなり、支給開始年齢を引き上げよう、支払期間を延長しよう、という、非常にきな臭い動きになってきているというわけだ。

ここで、たとえば20歳から60歳まで同期間、同額、年配当3.5%の株式を積み立てたと仮定しよう。すると、60歳時点で配当所得が年252,000円(月21,000円)となる。

年金は支払った元本720万は国のもの。

しかし、自分で株式を積み立てた場合元本720万は自分のもの。
先が長くないとなればいつだって売却して使うことができる。

また、忘れてはいけないのが、福利の存在。

株式であれば年齢なんて全く関係なく、配当がでる。月15,000円、年配当3.5%の株を積み立て投資(税非考慮)したとして…1年目6,300円、2年目12,600円、3年目18,900円…10年目63,000円、20年目126,000円、30年目189,000円、40年目252,000円

40年間での総配当所得はなんと5,166,000円!

当たり前だが、このお金は再投資しようが生活費の足しにしようが自由。

株価の変動を考えなければ60歳の時点で12,366,000円(株7,200,000万円、配当所得5,166,000円)の資産を築いていることになる。

もちろん、株式にはリスクもある。株式なので上がることもあれば当然下がることもあるのだ。

しかし、ただ単に国に年金を支払った場合には「元本割れ」どころか「元本は丸ごと没収」ということを忘れてはいけない。

株式は元本割れや上場廃止になるパターンもある。しかし元本割れは長期で保有したり、高分配金のETFを買ったり、分散投資したりすることでリスクは軽減される(年金を積み立てるつもりで月15,000円程度の投資を続ければ、勝手に分散投資になる)。

何より、「投資」なのだから安全性や成長性をみて、この先数十年付き合っていく気のある株を探すことが大切だろう。

だいたい、長期で配当金をもらいつつ分散投資していれば、破綻でもない限り、いつかは儲かる。高配当株を上昇したときにいったん売却して、安くなったら買い直せばいい。

ちなみに、年金は全額免除でも2分の1支給される。65歳からは毎月32,500円。こちらは、どの道破綻する(している)システムだ。もらえるお金はもらっておけばいい。

国だって、生活保護を申請されるよりはましだから維持しようとしているだけ。

つまり、国にとってのセーフティーネットが年金制度なのだ(だから満額でも年金は生活保護より支給額が低い)。

想像してみるといい。自分が65歳になったとき、預貯金なしで年金収入780,000円だけの生活と、株預貯金13,720,500円の資産に加えて年の配当と年金870,717円がある生活、どちらの生活がより豊かだろうか。

年を取り働けなくなってから、貯蓄はなく年金収入しかない。

現在、世の中はそんな老人であふれている。