不動産購入:②家を手に入れる

さて、大家と不動産やの会話から、家の購入を決意したわけだが、まず家というもののバカ高さに驚いた。

しかし、生活費を見ていくとなんといってもダントツで高いのが家賃。このまま大家に賃料を搾取され続けるわけにはいかない。

「不動産の購入なんて無理」と思う人がいるかもしれない。

しかし、それは都会の戸建てやマンションの価格を想像しているためだろう。もちろん、そんな高級な物件は余程の成功者か、会社勤めをして老人になるまでローンを組むような人間しか手が届かない。

発想としては、土地の馬鹿安い郊外に下水道と電気を通した物置ハウスやトレーラーハウスをぽんと置く。

もしくは郊外にある土地(古家付き)の物件や安い売り別荘(別荘地で定住してしまう)が見つかれば理想的だ。

やる気があるならば、セルフビルドで建ててしまっても良いのだ。

土地は下水道と電気さえなんとかなれば、宅地でなくても、山林、原野などの安い土地で良い。

なんせ、安ければ安いほど、固定資産税も安いのだ。

賃貸派、持ち家派色々いるだろう。しかし、それは戸建てが馬鹿高い大都会だからこそ比較になる話。騙されてはいけない。

家賃で儲けている人間がいる、つまり大家に搾取されているということを忘れてはならない。

月々の支払いは数万でも、払い続ければ大金になる。単純計算で、2万円の家賃ですら10年過ごせば240万円吸われるのだ。

ちなみに、私は郊外に築35年の古屋付き物件(地目は山林)を購入した。

「土地」として売り出されている物件で、建物の価値は0円。それどころか、上物の古家を壊す料金も含めての土地代なので安い。

そしてこの建物、古家と言われるが、買った後壊そうが利用しようが自由。

私は、古屋をネットや本で情報収集しつつ自分でコツコツ直し、住める状態にした。

多少ゆがもうが失敗しようが、自分が住めればいいのだから、気楽にやればいい。

年間の固定資産税は年4万円。月々に換算すると約3千円というところ。

毎月家賃を何万円も払っていたのが実にアホらしいではないか。