生活費プラン①賃貸アパート、ひとり暮らし

一体いくらあれば生活ができるのか。
「最低限度の生活を維持しながら暮らす」そのハードルは決して高くない。

私の生活にかかっている毎月の平均的な費用を公開する。

家賃 20,000円
光熱費(電気、ガス、水道) 10,000円
通信料(携帯、ネットのプロバイダ料)5,000円
住民税  0円
国民年金(全額免除)  0円  
健康保険(7割減免) 2,000円
食費 10,000円

以上で合計47,000円。

どうだろう。その辺りの高校生のバイト料程度の額で、一人暮らしができるということが分かる。
2018追記--
上記は、私自身の2002年~2008年までの生活費。
2009年、結婚を機に家賃2.5万のアパートに引っ越した。
------

ちなみに、上記はそれぞれMAX時の金額。料理は好きなので、食費は確実に10,000万円を切っているし、光熱費、通信料とも実際にはもっと少ない。光熱費は春、秋等の過ごしやすい時期になるとずっと安くなる。

ここで、ひとつの目安のラインがわかる。「自由人の暮らし」にかかる費用は約5万円。つまり、5万円稼げれば生活できるということだ。残金は貯金にまわそう。たとえ数千円でも、「貯金できている」という充実感は、精神的な安定につながるはずだ。

この金額は「最低限でも普通の暮らし」を前提としている。もちろん、ホームレスのような暮らしをすれば、衣食住にお金はかからないだろう。しかし、それでは職にも就けないし、年金や保険等の公的サービスも受けられない、身内がいれば何を言われるか分からないし、そもそも人としての尊厳が保てない。つまり、自由ではない。

A.会社員が30万稼いで29万使ったら貯金に回せる額は1万円。
B.自由人がバイトで6万稼いで5万使っても貯金に回せる額は1万円。

でも、考えてみてほしい。
会社員が30万稼ぐのに費やしている時間とストレスを。
B.のほうが確実に楽で自由な人生といえるのではないだろうか。