まず最初にすべきこと

さて、自由人として生きていくため、やらなければならない最低限のことがある。まず親と同居している人は、「家を出ること」だ。

自分ひとり、家を出て生活していくだけの収入を確保しよう。収入が少なくても(バイト代くらいしかなくても)支出を抑えればこの社会で充分自立して暮らしていける。このブログはそのためのマニュアルだ。

後の記事で詳しく書くが、年金や保険料の額を免除、もしくは減額させるにあたり、世帯は親と別にしておいたほうがいい。

世帯を親と別にすれば、「所得の低い世帯」として色々有利になる。逆に、親と一緒に住んでいるだけで、親の所得があると自分自身に稼ぎがなくても免除や減免の適用が受けられないのだ。

それと、精神的な面でも親元を離れて家を出ることの意義は大きい。親と同居している限り、本当の自由は得られない。一人暮らしを始めてみれば、それが実感できるはずだ。寄生や依存して得た自由は、本当の自由ではない。

郊外の地方都市ならば家賃は2万円あれば充分だろう。嘘だと思うなら、アットホームなどの賃貸情報で検索してみてほしい。

ただし、田舎に行きすぎると賃貸アパートやマンションはその数自体が少なくなり、かえって高くつく場合もある。

ちょうどいい住処はについては、目次の『どこに住むべきか』の記事を参照。

また、お金に余裕があれば、不動産は早く取得したほうがよい。(もちろん、新築をローンで買うなどというバカげたことをしてはお金がいくらあっても足りない)。賃貸の家賃ほど馬鹿らしいお金の垂れ流しはそうそうないからだ。

山林などの安い土地を買ってトレーラーハウスを置く、6畳の物置ハウスを買っておく、ログハウスなどの家を自作する、もしくは古家、競売物件(要勉強)でも良いだろう。それらを、現金一括で買える範囲内で取得したい。

不動産の取得方法については、目次の『不動産購入』の記事を参照。

低コストで生きるのであれば、思い切って都会を離れる決意をすべきだ。

都会は、身を粉にして働き、お金をガンガン稼いでガンガン使う人間が住む場所。収入も支出も大きい人間には適した場所だろうが、収入も支出も小さい低消費の人間が住むには適さない。