所得がなくても確定申告

確定申告について。家を出て自活をしているのなら、絶対にやったほうがいい。別に税務署の回し者でもなんでもないが、所得がゼロ円だとしても絶対にやったほうが得なのだ。

収入がない、もしくは少ないからといって確定申告をしなくてもよいと考えている人は多い。

確かに確定申告は面倒だが、基礎控除(住民税)で33万円までは税金がかからない。

加えて、アルバイトで給与を貰っていても給料所得控除の最低限額である65万までは税金がかからない。*2020年から55万円に減額

個人事業を営んでいる場合でも、青色申告するならば、青色申告控除で65万円と経費、基礎控除で(住民税)33万円までは税金がかからない。

所得税、住民税、国民年金、健康保険の免除と減免を受けるために、目次の稼いでも良い限度額の記事を参照(個人により金額が異なるため)。

もし、原稿料や配当で得た収入があれば、差し引かれた源泉徴収の10%が還付金として返ってくる。

「まず最初にやることは?」の記事でも紹介したが、親元から独立し「所得が低い世帯」として認めてもらえれば健康保険や年金の減免、免除等で優遇される。

そして「所得が低い世帯」であるということを証明するためには、申告が必要(市の税課でも可)というカラクリなのだ。