病気にならない生き方

病気になったらどうしよう、お金がなくなったらどうしよう?誰しもそうした不安を抱えている。

大金持ちでも貧乏人でも病は平等に襲いかかる。

しかし、何千万何億という治療費が必要な特別な病気にかかったら?それは通常、正社員で働いて貯蓄があっても払えない額だ。

最近は保険適用外の治療についての特約を付けた保険も売り出されてきたが、そもそも保険適用外の治療までできるのは、ひと握りの限られた人間だけなのだ。

ところで、「高額療養費制度」という制度をご存じだろうか。

簡単にいえば、保険適用内の治療なら、どんなに値の張る治療をしても低所得者の自己負担限度額は年間30万円程度。

まぁ、もちろん生活費に加えて年間30万もかかってくれば大変ではあるが。超えた分は申請すれば戻ってくる。

大病で財産を全て失くし、働けないような場合には素直に生活保護を受けるべきだろう。

昨今、なにかと風当たりの強い生活保護制度だが、そういう人のための制度だ。

ただし、生活保護を受給して生活することになった段階で、自分で生きているのではなく生かしてもらっているだけ。

また、病気で床に伏せるような生活など全く楽しいと思えないので、そうなったら最後「自由人」とはいえない。

自炊して食事に気をつけ、ストレスをためない。社会に迷惑をかけないためにも、病気の苦しみや痛みを味あわないためにも、お金がない人間こそ病気にならない生き方をするべきではないだろうか。